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作者の金子氏の近所に流れている多摩川。
神奈川県民にはなじみ深い川だろう。その多摩川を上流から下流まで辿る旅を1冊にまとめている。
純粋に、上流と下流ではここまで川の表情が異なるのかと、新鮮な驚きを覚えた。
奥多摩の上流はまさに自然そのものだ。流れにも勢いがある。(そうか、今さらだが「奥多摩」の地名の語源は、
多摩川の奥という意味でもあるのかとここで気づく)

しかし、多摩川も人々の生活圏まで流れてくると、川の表情はがらっと変わる。
河川敷の運動場や、桜並木、京急線(おそらく)の線路など、私たちになじみのあるものたちのそばに、多摩川はいつも穏やかに流れている。
川は、時には自然の脅威そのものに、私たち人間に襲い掛かる時もある。
それでも、人々は流れのそばで生き続ける。

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私の家の近くに多摩川が流れている。
私にはいつもの景色だが、上流と下流ではその景色はずいぶん違う。

上流の奥多摩から下流の羽田空港手前の河口まで辿ってみた。
人々は多摩川とどのように関わっているのか。
多摩川を再認識する旅。

場所は違っても、住んでいる人にとっては
私の街の川だということ。
流れのそばで生きる。
多摩川への愛情が見えてきた。

A5版縦、96ページ 1,800円