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蕾が膨らみ、花びらが開き、美しく咲き、そして散ってゆく花たち。
命を終えようとするように見えて、終わりではない。
tocolierのmimi氏が掬い取る花たちの姿に、ずっと続いていく、命の時間の流れそのものを見た。

花が捨てられない

枯れる瀬戸際まで
枯れても、なお

透けゆく花びら
描く曲線
変わりゆく姿も、また美しく

諦めかけた頃に、膨らむ蕾
それは、希望

14.8×14.8cm 36ページ 2,000円