ホトリの本場オンラインショップ 積み重ねられたおびただしい数の自転車。運転手のいない錆びたバス。並ぶドラム缶。 菓子氏が写したのは廃棄物ではなく、流れた時間なのだと思った。 あの町に帰るたびに、あの頃の景色は消え、広がるのは廃棄物の山だった。 役目を終えたものたちが、光を失い切れずに眠っていた。過去と未来が折り重なるように。 A5サイズ 48ページ 1,700円