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日本最南端の島・波照間島に、昔私も訪れたことがある。
どこまでも広がるさとうきび畑、のんびり草を食む放し飼いの山羊たち、
空を埋め尽くすほどの満天の星と天の川、そして、
ふらふら自転車で巡っていた私を家に招き寄せて話をする気さくな島民たち。

この島を旅した記憶が、松田氏のモノクロ写真で一気によみがえった。

波照間島で暮らす人々の生き生きとした表情が印象的だ。

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「次、いつ来るの?」が島で出会った人たちとの合い言葉。
一度訪れると何度も足を運びたくなる魅力は何なのか。

きっかけは「行くなら最南端の島に行こう」

ただそれだけでした。

この島には昔からの神行事や
原始的な風景が残っています。

広大なさとうきび畑、美しい静かな海、
赤瓦屋根の集落。

それらの風景はどこか懐かしく、

時に少し寂しげな表情を見せます。

― 次、いつ来るの?

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A4サイズ 104ページ 1,650円

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