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八木氏の愛機で1枚1枚丁寧に切り取られた京都のワンシーンたちが小ぶりな1冊にまとまっている。
写っているのは何気ない駅構内から、喫茶店、グラウンド、公園など、これは京都なのか、という日常と、
たまに混ざる鴨川などの見たことのある観光風景(けれども、京都の人にとってはこの光景も日常なのだろう)が交差する。

作者の八木氏は京都出身。私にとっては京都は旅で赴く地だが、彼女にとっては京都は生まれ育った日常の場所だ。
故郷を離れて暮らす彼女の京都についての視点が不思議な印象を覚える。

そして表紙でにっこり微笑む外国人のおじさんはどなたなのか知りたい(笑)

A6版縦、28ページ 1,800円